調布の仙川商店街協同組合は3月20日、IC乗車券「PASMO」「Suica」を活用してポイントカードを併用できる「HAMOCA(ハモカポイント)」を導入する。
同システムは、利用者が手持ちの「PASMO」「Suica」の番号を事務局や加盟店、インターネットで登録すると買い物や飲食など100円ごとに1ポイント(=1円)がたまる仕組みで、「PASMO」「Suica」を持っていない利用者は同組合が発行する「HAMOCA(ハモカポイント)」カードを利用する。調布市内初の試み。
電子マネー決済・商店街ポイントシステムの機能の処理が可能な端末機を商店街の個店に設置し、消費者の利便性とサービスの向上を図る。同組合加盟店は194店舗で、うち同システム加盟店は56店舗。今後も加盟店を順次拡大する予定。
同組合副理事長の西根保さんは「商店街が大型店に対抗するには活性化が必要。10年ほど続いたポイントカードをリニューアルし、商店街の活性化につなげたい。『PASMO』『Suica』にポイントが付くだけではなく、余分なカードがなくなることでお客様の利便性にもつなげたい」と話す。