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福島の少年サッカーチーム、調布に招待-深大寺に宿泊、今年から交流戦に

昨年行った交流試合での集合写真

昨年行った交流試合での集合写真

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 東日本大震災の復興支援を行うボランティア団体「調布から! 復興支援プロジェクト」(事務局=調布市上石原1、TEL 042-444-8311)が8月17日~19日の3日間、福島県須賀川市の少年サッカーチーム「岩瀬FC」を調布市内に招待する。

昨年のFC東京の試合観戦の様子

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 東日本大震災直後の3月19日に石巻への物資搬送から始まり、市内イベントで復興支援販売などを行っている同団体。今年で3回目となる同事業は、震災による原発事故の影響から屋外での遊びを制限されている子どもたちに、調布市の子どもたちと交流しながら夏休みを過ごしてもらおうと企画された。

 今年は「須賀川市岩瀬FC」の子どもたちや保護者21人を招待。同市出身の張堂完俊さんが住職を務める深大寺(深大寺元町5)で宿泊し、同寺での座禅体験や市内散策をはじめ、国領神社でのバーベキュー、深大寺そば店「多聞」の駐車場での花火を予定する。FC東京の試合観戦では、オリジナルTシャツを着用し、選手入場時にハイタッチを行う予定。

 メーン事業である調布の少年サッカーチームとの交流戦は、市内団体からの寄付を受け、本年度から「調布・福島フレンドリーカップ」として開催。記念カップを設けて毎年交流を続けるシンボルとしている。18日に市民西町サッカー場(西町290)で行われる試合では、市内の3チームと4年生5年生の部と分かれ総当たり戦を行うという。

 同団体の代表補佐で福島県出身の齋藤祐一郎さんは「大震災の記憶が薄れる中、被災地はまだまだ復興途上。継続的な交流事業で福島の子どもたちに勇気や希望を持ってもらいたい。年を追うごとに市民の皆さまの応援の輪が広がっており、大変うれしく心強い。調布と福島を結ぶ恒例行事にしていきたい」と話す。

 「調布・福島フレンドリーカップ」の開催時間は9時30分~15時。入場無料。

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