調布市の旧甲州街道や布多天神社（調布市調布ケ丘1）で9月1日、「調布よさこい2013」が開催される。過去最多の33チームが「よさこい」流し踊りなどを披露する。

昨年の「調布よさこい」蓮慶寺前参道会場の様子

　同イベントは1981（昭和56）年から26回にわたり開催された「調布ふるさとまつり」の見直しを機に、不動商店会、上布田商栄会、中央商店会の3商店会と地域のよさこいグループおよび市民団体で実行委員会を結成、名称を「調布よさこい」に改め、今年で11年目を迎える。主催は調布市文化・コミュニティ振興財団と調布市。

　当日は、旧甲州街道（調布駅北口～布田駅前間）を車両通行止めにし、約650メートルを歩きながら踊る「流し踊り」や「ハッピーまつり会場」「布多天神社会場」の2カ所で「定点踊り」が披露される。参加するのは過去最多の全33チーム。第1回から参加している老舗チームやママ友サークル、少年団などのチームのほか、「スポーツ祭東京2013」のマスコットキャラクター「ゆりーと」とボランティアで結成したチームや地元の東京プロバスケットボールチーム「東京サンレーヴス」の選手やチアダンサーも参加。また、同イベントの最後には旧甲州街道を踊り手と来場者が一緒に踊りながら歩く「流し乱舞」と、布多天神社会場とハッピーまつり会場の両会場では会場全体が一つになる「グランドフィナーレ」（調布よさこい輪乱舞）が行われる。

　布多天神や旧甲州街道沿いの商店会など4会場では、同イベントに合わせて屋台や子ども向けブースを展開するほか、「調布よさこい輪乱舞体験教室」や「スタンプラリー」なども実施。8月31日には調布市グリーンホール（小島町2）で「前日イベント」を開催。市内外のよさこいチームが演舞を披露するほか、流し踊りやフィナーレで踊る「調布よさこい輪乱舞」の講習会も実施する。また、開催後には「調布よさこい2013」を題材に当日撮影された写真のフォトコンテストも行う。

　開催時間は10時～17時。雨天決行、荒天中止。「前日イベント」の開催時間は16時30分～。