仙川のプラザ・ギャラリー(調布市仙川町1、TEL 03-3300-1010)と東京アートミュージアム(同、TEL 03-3305-8686)は、今年初めから4回に分けて開催している開設25周年記念展「人・街・アート re-mix」の最終展示を9月7日始める。第4期企画は藤井匡さん(東京造形大学准教授)がキュレーター(企画責任者)になり、「ボトルシップラプソディー 14の彫刻/インスタレーションの場をめぐって」と題した立体展示を行う。
飯田竜太さん「無題」2013 (本・紙120×120×120ミリメートル)
プラザ・ギャラリー会場では、9月7日~27日に飯田竜太さんの「未読者の対流 Non Readers benard cells」(南パティオ)と山本一弥さんの「mirage」(北プラザ)と早川裕太さんの「mirror」(104ギャラリー)を展示。続く10月 5日~27日には谷山恭子展(南パティオ)と内山翔二郎展(北プラザ)と小西光裕展(104ギャラリー)を、11月2日~24日には溝口達也展(南パティオ)と松本隆展(北プラザ)と遠藤研二展(104ギャラリー)を、さらに11月30日~22日に山本麻璃絵展(南パティオ)と長谷川佐知子展(北プラザ)と関口茂る展(104ギャラリー)を行う。東京アートミュージアム会場では、9月7日~10月27日に戸田裕介さんの「銀の微塵(みじん)のちらばるそらへ fragile ?」を、11月2日~12月22日に鞍掛純一さんの作品展を行う。9月7日は16時からプラザ・ギャラリー南パティオ前で、トークセッションを開催。司会は藤井匡さん、参加者は飯田竜太さん・鞍掛純一さん・戸田裕介さん・早川裕太さん・山本一弥さん。
キュレーターの藤井さんは同展について「個展形式による14人の彫刻やインスタレーションを通して、美術作品と展示空間の関係(ボトルシップ)を場所の制約(ボトルネック)から考えてみたい」とコメントしている。
プラザ・ギャラリー会場の開廊時間は10時~18時30分。水曜休廊。入廊無料。東京アートミュージアム会場の開館時間は11時~18時30分(入館は18時まで)。月曜~水曜休館。入館料は、一般=500円、大学生・高校生=400円、小中学生=300円。