JAXA調布航空宇宙センター(調布市深大寺東町7)で9月29日、「空の日・宇宙の日イベント」が開催される。
同イベントは、今月12日の「宇宙の日」と20日の「空の日」を記念して毎年開催。絵画コンクールの授賞式と作品展示、工作教室を開催するほか、展示室とYS-11コクピットを公開する。
絵画コンクールは、「描こう!未来の空を」をテーマに全国の幼児や小学生が応募した作品148点の中から、入賞者を表彰し賞状と記念品を贈る。入賞作品を含めた全作品が展示される。
工作教室は、事前に申し込んだ小学生100人が「JAXA実験用飛行機とパイロットの仕事」の話を聞いた後、JAXAオリジナルペーパークラフトを作って飛ばす。
展示室とYS-11コクピットは、誰でも自由に見学できる。展示室には航空宇宙技術を紹介するパネルや模型のほか、宇宙ステーションへ行く宇宙往遠機の操縦体験ができる「スペース・ミッション・シミュレータ」や、航空機の翼周りの空気の流れを体感できる「風洞装置」などがある。YS-11退役機(機体番号YS-11-118)のコクピットは野外に展示されている。
展示室とYS-11コクピットの見学は通常、土曜・日曜・祝日が休みだが、同日はイベントに合わせて特別に公開する。
開催時間は10時~16時30分(入場は16時まで)。