調布駅近くの調布銀座商店街に10月2日、居酒屋「土と青」(小島町1、TEL 042-444-5352)がオープンした。調布駅周辺の再開発や2020年の東京オリンピック開催などを見据え同エリアを選び、来店客が身を任せて飲食を楽しめる「おもてなし専門店」を目指すと言う。
飲食店で約8年の経験を持つ店主の松本光太郎さんと妻のまきさんが以前から構想し、趣味の旅行などで出合ったおいしいものや古い建築物の雰囲気などを取り入れ、オープンさせた同店。全国えりすぐりの日本酒と光太郎さんが創作する瀬戸内海の魚介や高知県産の野菜を中心にした和食を提供する。店名は豊かな大地と海から連想する新鮮で安全、安心なおいしいものやすがすがしい青のイメージを込めてまきさんが考案。
細部にまでこだわって改装し、昭和以前のレトロな雰囲気を演出した店内は、1階にカウンター席7席、テーブル席4席、2階に座敷席16席を用意。店舗面積は約14.5坪。メニューは島根県産の「十旭」や奈良県産の「風の森」など全国の日本酒約15種類をそろえ、利き酒も楽しめるように90ミリリットル450円、150ミリリットル750円で提供。またグラスビール(550円)、サワー各種(450円~)、ワイン(500円~)、ソフトドリンク各種(250円)などのドリンクと、料理はその日仕入れた旬の魚を中心に、刺し身は「三点盛合せ」2 人前を1,280円で提供し「季節野菜のお浸(ひた)し」(400円)、「カワハギの肝ワサビ和(あ)え」(680円)、「黒毛和牛のタタキ」(980円)、「フライド長いも 青さ風味」(480円)などは旬に合わせて展開していく。
光太郎さんは「私たちが今まで出合った一番おいしいと思うものを提供して、お客さまに喜んでもらいたい。ゆくゆくは地元野菜なども取り入れてみたい」と話す。また、まきさんは「お酒を飲む時間を一生懸命楽しんでもらえるような空間、接客を重視していくつもり。すぐ行ける大人の身近なテーマパークのように利用していただけたら」とも。
営業時間は16時~24時。火曜定休。