調布の深大寺でフェスタ「十五夜の会」-境内を舞台に民話語り

会場の様子

会場の様子

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 深大寺の深沙堂(調布市深大寺元町5)で9月14日、「じんだいフェスタ2008『深大寺 十五夜の会』」が開催された。

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 同フェスタは今年で6回目となる文化振興事業。都立神代植物公園と深大寺を舞台に、深大寺地域の活性化を目的とし、年間を通して四季折々の深大寺の魅力を、ボランティアスタッフが企画・運営している。

 「十五夜の会」では民話語り「ちんじゅの森の物語」を開催。「へやの起こり」「笠地蔵」「桃太郎」「浦島太郎」などの民話を、劇団「NPO法人ちんじゅの森」(武蔵野市吉祥寺北町)の役者「Team励風」が身ぶりを交えて、日本のさまざまな生活の知恵や自然や歴史が詰まった物語を語り部となり披露した。

 夜空には月が浮かび、幻想的な世界を演出。深大寺の深い森に囲まれた境内を舞台に、参道を客席として設置された会場は、400人を超える来場者で埋め尽くされた。

 同フェスタ実行委員会事務局長の大河紗耶さんは「地域と連携を図りながら、調布と深大寺の魅力をさまざまな視点から温故知新の精神で発掘していきたい」と話す

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