仙川の「カフェ&ギャラリー niwa-coya」(調布市若葉町1、TEL 03-5315-2848)で12月2日~7日、「ニワコヤ映画祭2013」が開催される。主催は同店と移動映画館ユニット「kino iglu(キノ・イグルー)」。
2011年に開催した映画祭で、「グッド・モーニング・バビロン」上映後の食事の様子
2010年より同映画祭を開催している同店。ランチ時とディナー時の1日2回上映し、上映後には映画にまつわる料理や映画が作られた国の郷土料理をビュッフェ形式で楽しめるのが特徴。
映画のセレクトと上映を担当する、各国の映画を上映するシネクラブ「kino iglu(キノ・イグルー)」は「今回は食事の時間がより楽しくなる『変』な映画を集めてみました」とコメントを寄せ、「不思議惑星キン・ザ・ザ」(1986年、旧ソ連)、「トスカーナの贋作(がんさく)」(2010年、フランス=イタリア)、「コントラクト・キラー」(1990年、フィンランド=イギリス)、「100人の子供たちが列車を待っている」(1989年、チリ)の4作品を選出した。最終日には、スウェーデンのグラフィックデザイナー、オーレ・エクセルの短編アニメーションを上映する「こどもえいがかん」や「kino iglu」のトークショーに加え、「映画おみくじ」が楽しめるクロージングパーティーを行う。
同店店主・笠原さんは「映画を見た後に食事をしながらゆっくり語らってもらえる映画祭。クロージングでは『キノ・イグルーを10年つづけてみて』と題した貴重なトークショーも行われる。手づくりの空間で行われる映画付きランチとディナーを楽しんでもらえれば」と話す。
上映時間はホームページで確認できる。チケット料金は食事と1ドリンク付きで大人=2,800円、高校生以下=1,800円(「こどもえいがかん」=1,000円、クロージングパーティー=3,000円)。各回定員20人。予約は電話かメールで受け付ける。