調布市文化会館たづくり（調布市小島町2）で12月9日、調布市と人材サービス会社「パソナ」（千代田区）の共同主催で「就職・面接対策講座＆就職支援説明会」を開催する。

　同講座は就職活動中の大学4年生と2010年度以降の既卒者が対象。同社・マネジャーの土田浩子さんを講師に迎え、就職活動の「書類選考」「自己PR」「志望動機」「面接」などの対策についてレクチャーを行う。

　また、卒業後も就職を目指す人を応援する同社が行っている就労支援制度「フレッシュキャリア社員制度」の説明会も開催。同制度は、契約社員として勤務経験を積みながら、研修などでキャリアアップを図り、同社のサポートのもと就職を目指していくもので、2010年の開始以降6800人を支援するなど成果を上げている。

　同市役所産業振興課の小林邦裕さんは「市内の大学にも情報提供するなどして呼び掛けをしているが、市内に限らず、就職活動を続けている方を応援したくセミナーを開催した。調布市では今年から39歳までの就労を支援するための『ちょうふ若者サポートステーション』が設置されたが、新卒応援ハローワークのような公的機関はもちろん、民間企業が行っている支援制度を活用して就職につなげてもらいたい。今後は市内事業者にもこの制度を理解していただき、若者の受け入れ先として広く若者が就労につながる仕組みができれば」と話す。

　開催時間は13時30分～15時30分。参加無料。定員40人（先着順、要事前申し込み、市外申し込み可）。