調布市役所前広場や総合福祉センターなどで12月7日・8日、「第36回調布市福祉まつり」が開催される。
福祉のまちづくりの一環として、福祉に関する理解を深め、福祉活動への参加・交流を図りながら団体・施設・事業所などの日常活動のPRや福祉活動金の確保を目的に開催する同イベント。調布市社会福祉協議会(調布市小島町2)とハンディキャップを持つ人や社会福祉奉仕団体などの有志が立ち上げた同実行委員会が企画・運営する。収益は福祉団体へ寄付される。
今年のテーマは「あいはここから」。約100団体が参加を予定し、3会場で開催する。7日の模擬店では、福祉作業所や施設が中心となり、クッキーやパン、陶芸、編み物などの自主製品販売のほか、法律や税、福祉の相談など専門家が対応する無料相談コーナーも用意する。8日は、奉仕団体や市民団体などがバザーを中心に出店するほか、チャリティー茶会やFC東京のキックターゲットも設置。ステージでは、子どもたちの歌やよさこい、フラダンスなどを披露。盲導犬との触れ合いやドッヂビー、スルーネットピンポンなどが体験できるコーナーも用意する。また、スタンプラリーや記念品がもらえる「ぬりえコーナー」など、さまざまな企画を盛り込んでいる。
同実行委員長の秋沢さんは「福祉まつりは、福祉に携わるさまざまな市民や団体の皆さまが集い、そして市民の皆さまが参加するお祭り。多くの人たちが少しでも福祉の実情を理解し、暮らす人にとって優しい街となるようなきっかけをつくるイベントになれば。『あいはここから』を体験していただきたい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は9時30分~14時30分。会場は調布市総合福祉センター、同市役所前広場、同文化会館たづくり(むらさきホール)。