調布・電通大で「国際母語デー」-留学生との交流ブースも

電気通信大学で昨年開催した「国際母語デー(International Mother Language Day)」。「ミニ国連会議」の様子

電気通信大学で昨年開催した「国際母語デー(International Mother Language Day)」。「ミニ国連会議」の様子

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 電気通信大学(調布市調布ヶ丘1)で2月21日、言語がテーマの国際交流イベント「国際母語デー(International Mother Language Day)」が開催される。

留学生が自国の民族衣装に身にまとい紹介する「ファッションショー」昨年の様子

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 国連教育科学文化機関(ユネスコ)が言語や文化の多様性を尊重し、推進するために制定した「国際母語デー」に合わせて開催する同イベント。現在、世界に存在する6000言語が21世紀終わりころには半減するといわれることから、世界の多様な言語、文化、価値観を共有・尊重し合い、母国語の大切さをあらためて見つめ直すことと同記念日を広く認知してもらうことを目的にイベントを開く。

 当日は駐日バングラデシュ大使がオープニングセレモニーでスピーチを予定するほか、「How to protect Mother language?(どのようにして母国語を守るのか)」をテーマに議論する「ミニ国連会議」や言語の違い、発音の違い、翻訳の仕方の違いを楽しむ「多言語で紙芝居」、「バングラデシュダンス」披露、留学生が自国の民族衣装に身にまとい紹介する「ファッションショー」などを行う。併せて、ベンガル語、中国語、英語、ヒンディー語、マレー語、スペイン語など約10の言語ブースも設け、来場者が留学生と交流を楽しむ企画も用意する。

 主催する同大国際交流会ICES代表の田中亮輔さんは「私たちは母国語の大切さを皆さんに伝えるために、準備を一生懸命頑張ってきた。皆さんにとってさまざまな言語や文化、そして自分自身の母国語について知る機会になればうれしい。刺激的な一日を過ごしましょう」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は12時~17時。入場無料。

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