「映画のまち」をPRする調布市を拠点に、文化会館「たづくり」 (調布市小島町2)などで3月26日~29日と31日、プロの映画監督やスタッフ、芸術系の学生らと共に子どもが映画製作を体験する「子どもたちと映画寺子屋」が開催される。
プロの映画監督やスタッフ、芸術系の学生らと共に子供が映画製作を体験する「子どもたちと映画寺子屋」チラシ
小学3年生から6年生までを対象にプロの指導の下、企画・脚本・俳優・撮影・編集・上映準備など本格的な映画製作の全てを自分たちで行い、最終日に家族などを招き「たづくり映像シアター」で完成した約10分の作品を上映する。今年で2回目。映画をもっと身近に感じ、映画館に足を運ぶ子どもが増えてほしいと代表の佐和田露子さんが立ち上げ、映画監督で宝塚大学東京メディア・コンテンツ学部(新宿区)講師の鳥井邦男さんら約10人のスタッフが指導に当たる。
佐和田さんは「前回の寺子屋では、子どもたちが仲間を気遣いながらも自分の意見を発言し作品に反映する様子が印象的だった。今回も映画制作を通し、自分の個性に気付き、初対面、異学年の仲間とものをつくり上げる緊張感や連帯感、達成感を共有すること、自由な発想で表現することで個々の自信につながる体験になれば」と話す。1回目の作品は、昨年12月に市内で開催された「調布まちシネマ」でも上映。今後は低学年や未就学児向けのワークショップなども計画してくという。
開催日時と会場は、3月26日=調布市市民プラザあくろす(調布市国領町2)、27日~29日・31日=調布市文化会館「たづくり」で、9時30分~16時30分。上映会は10時~11時30分。参加は要申し込み(3月20日まで)。定員10人で、定員になり次第締め切る。参加費1,000円。申し込み・問い合わせは佐和田さん(TEL 090-7933-1263)まで。