都立神代植物公園(調布市深大寺元町5、TEL 042-483-2300)で5月17日から、早朝開園やコンサート、ガイドツアーなどバラに関するイベントを楽しめる「春のバラフェスタ」が開催される。
同園のばら園は左右対称のフランス式沈床庭園で、2009年に「世界バラ会連合優秀庭園賞」を受賞。開園時から育てている老大株や原種バラなど409品種5200株を栽培し、バラの花が見頃となるこの時期には毎年多くの来園者が訪れる。
バラの花は朝に香りが強くなるため、期間中は来園者が香りをゆっくり楽しめるよう、日曜は8時に、その他の曜日は8時30分に開園する。
ばら園テラスでは、5月18日・25日・6月1日に「ばら園コンサート」を11時と15時から開く(雨天中止)。5月17日・18日・20日~25日はボランティアによる「ばら園ガイドツアー」を10時30分と13時30分から実施。また、同20日~25日はバラのディスプレーやアレンジメントを展示する「春のバラ展」を行う。
期間中ばら園内では、バラにちなんだ小物を販売する「ロゼマルシェ」や、コーヒーや軽食を楽しめる「バラのカフェテラス」を営業する(それぞれ雨天中止)。
担当者は「朝の日差しに輝く美しい姿や香りを楽しめる絶好の機会。愛好家だけでなく多くの人にバラと親しんでもらいたい」と呼び掛ける。
通常開園時間は9時30分~17時(入園は16時まで)。月曜休園(祝日の場合は翌日)。入園料は、一般=500円、65歳以上=250円、中学生=200円(都内在住在学の中学生は無料)、小学生以下無料。6月1日まで。