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調布・仙川でイスラエル在住の作家による写真展-隣人同士の和解願う

東京アートミュージアムで開催されている「『隣人』イスラエル現代写真展 NEIGHBORS photographs from Israel curator: Reviva Regev」

東京アートミュージアムで開催されている「『隣人』イスラエル現代写真展 NEIGHBORS photographs from Israel curator: Reviva Regev」

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 東京アートミュージアム(調布市仙川町1、TEL 03-3305-8686)で現在、「『隣人』イスラエル現代写真展 NEIGHBORS photographs from Israel curator: Reviva Regev」が開催されている。

Anisa Ashkar (アニサ・アシカル)の作品(左)、Pavel Wolberg (パヴェル・ヴォルベルグ)の作品(右)

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 イスラエル在住の作家20人が撮影した写真を展示する同展。作品を出品している一人で、同展責任者のキュレーターでもあるレヴィヴァ・レゲヴさんは「参加しているユダヤ人とパレスチナ系イスラエル人のアーティストの写真に、隣人間のつながり、多文化的な魅力と影響も見て取れるでしょう。私の願いは、展覧会が隣人同士の和解への祈りになること」と来館を呼び掛けている。

 作品の出品者は次の通り。Itzhak Danzinger(イツハク・ダンツィガー)、Micha Ullman (ミハ・ウルマン)、Pinchas Cohen (ピンハス・コーエン)、Alex Levac (アレックス・レバック)、David Tartakover(ダヴィッド・タルタコバ)、Dani Karavan (ダニ・カラヴァン)、Ron Amir (ロン・アミール)、Judith Guetta (ユディット・グエタ)、Vered Nisim(ヴェレッド・ニシム)、Manal Mahmid (マナル・マハミド)、Reviva Regev (レヴィヴァ・レゲヴ)、Raida Adon(ライダ・アドン)、Tal Shochat (タル・ショハット)、Anisa Ashkar (アニサ・アシカル)、Pavel Wolberg (パヴェル・ヴォルベルグ)、Miki Kratsman (ミキ・クラツマン)、Ziv Koren (ジブ・コーレン)、Gilad Ophir (ギラッド・オフィール)、Dor Guez (ドル・ゲズ)、Oren Ziv (オレン・ジブ)。

 関連イベントとして5月17日、「『隣人』現代イスラエル写真展 アーティストトーク& 委嘱作品初演『隣人との対話』Dialogue with the Neighbors」を開催。国際的にはほとんど知られていないユダヤ人とパレスチナ人の血縁が複雑に混ざり合った現代イスラエルの状況を直視する日本で初めてのアーティストトークと伊東乾さんが同イベントのために作った曲をバイオリンで演奏する。

 開館時間は11時~18時30分(入館は18時まで)。月曜~水曜休館。入館料は、一般=500円、大学生・高校生=400円、小中学生=300円。6月15日まで。

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