調布の深大寺(調布市深大寺元町5)で7月19日~21日、「鬼燈(ほおずき)まつり」が行われる。
今年で6回目を迎える同祭は、同寺の名称の由縁でもある深沙(じんじゃ)大王の縁日と延命観音の縁日に合わせて開催している。
今年は鉢や枝のほおずきを販売するほか、手芸や工芸、食品など作家作品の販売を行う「手作り市」や、猿回しやリフティング芸などの大道芸を披露する「ライブステージ」を展開。同寺住職の出身地・福島県須賀川市をはじめ、石巻市など東北各地からの出店「東北復興支援物産展」のほか、「福島応援ワークショップ」や震災風化防止企画「3.11語り部トークライブ」も開く。
また、深大寺に奉納されている八観音をスタンプラリー形式で巡礼する「八観音巡り」や同寺の僧が梵字(ぼんじ)を揮毫(きごう)する「梵字うちわ」の販売なども行うという。
実行委員会会長の相田忠幸さんは「今年は特にバルーンパフォーマーなどお子さんに楽しんでもらえる企画を増やした。1日限定(20日16時~)のビアガーデンも初めて実施する。老若男女問わず楽しめる深大寺の夏の風物詩として、今年もたくさんの方々に来場してもらえれば」と話す。
開催時間は10時~18時30分(21日は17時30分まで)。小雨決行。