京王線調布駅東口の百店街に9月1日、「博多麺処とん助」(調布市布田1、TEL 042-484-6016)がオープンした。
飲食店やラーメン店での経験を積んだ店長の井上聡浩さんが、福岡県出身であることや調布に博多ラーメンの店が少ないことなどから開いた同店。東京の幅広い人たちに楽しんでもらおうと、博多ラーメンでありながら、井上さんが発案した自家製「秘伝タレ」で風味が選べる新しいスタイルを目指す。店舗面積は約12坪で、席数はカウンター席8席、テーブル席8席。
自家製麺を使用し、時間をかけて手作りするスープは豚骨をベースに「ニンニクマー油タレ」をかけた「黒」と、25種類の食材をブレンドしうま味を引き出した「辛味タレ」の「赤」、かつお節油で魚介風味を添える「茶」、ノーマルの「白」(以上590円)の4色から選ぶ。麺の固さは「やわめ」「ふつう」「カタメ」「バリカタ」の4段階で、替え玉は100円。トッピングは「チャーシュー2枚増し」(190円)や「半熟味玉」(100円)、「めんたいこ」(150円)など約10種類。ほかに、「つけめん」(790円)や「一口餃子(ギョーザ)」(8個290円)、「チャーシューネギご飯」(220円)なども用意する。
井上さんは「豚骨ラーメン専門店はトッピングや麺の固さは選べても味を選べる店は少ないので、タレにも手間をかけ、それを店の売りにしていきたい。4色それぞれの違いを楽しんでもらえれば」と話す。
営業時間は11時~翌3時。