都立神代植物公園(調布市深大寺元町5、TEL 042-483-2300)で10月11日、秋バラにちなんだ多くの催しを行う「秋のバラフェスタ」が始まる。
同園の「ばら園」は世界バラ会連合優秀庭園賞を受賞した沈床式庭園で、この時期に秋バラ300品種・約5000株が観賞できる。
バラの花は朝に良い香りがするため、平日・土曜は8時30分から、日曜・祝日は8時から「早朝開園」する。10時からはドリンクや軽食を提供する「バラのカフェテラス」と、バラにちなんだ小物や苗木を販売する「ロゼマルシェ」を営業する(いずれも雨天中止)。
香りの科学者パフューマリー・ケミストの蓬田勝之さん(蓬田バラの香り研究所所長)を招き、12日・19日・26日の8時から「香りのモーニングツアー」(事前申込者のみ)と、18日13時30分から講演会「バラの香りの秘密」(当日先着50人)も開催。
19日までは10時30分と13時30分から、ガイドボランティアがばら園を案内する「ばら園ガイドツアー」を行う。12日・19日・26日の14時から、ばら園テラスで音楽を楽しむ「ばら園コンサート」を開く。15日~19日は植物会館展示室で、バラのディスプレーやアレンジメントを展示する「秋のバラ展」と、特別展示場でミニバラの盆栽や盆景を展示する「ミニバラ盆栽展」を行う。
同園担当者は「秋のバラは一段と香りが良いのでぜひ朝のばら園に来て、それぞれの香りを楽しんでほしい」と呼び掛けている。
通常開園時間は9時30分~17時(入園は16時まで)。月曜休園(祝日の場合は翌日休園。入園料は、一般=500円、65歳以上=250円、中学生=200円(都内在住在学の中学生は無料)、小学生以下無料。今月26日まで。