調布市文化会館たづくり・くすのきホール（調布市小島町2）で11月21日、ギターデュオ・ライブ「いちむじん全米ツアー凱旋（がいせん）ライブ」が開かれる。

　「いちむじん」は宇高靖人さんと山下俊輔さんによるクラシックギターデュオ。桐朋学園大学短期大学部（若葉町1）在学中の2004年に出会い結成、2006年にメジャーデビューした。

　2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」でエンディング曲を担当するなど映画やドラマ、CMなどの作品を手掛ける中、2012年から世界ツアーを開始。季登輝総統の前で演奏した台湾公演を皮切りに、メキシコやニューヨークなどのフェスティバルでは大トリを務めたほか、ニューヨークでの単独ライブでも成功を収めている。

　2人は今年7月、全米ツアーチャレンジとしてクラウドファンディングを使い、1カ月で目標金額の100万円を達成。9月にニューヨークライブ第一弾として、ボブディラン、レディー・ガガがデビューしたニューヨークで一番古いライブハウスでの公演を果たしている。土佐弁で「一生懸命」という意味を持つ「いちむじん」。世界一の音楽の賞「グラミー賞」を目標に、世界に目を向けた活動を続けている。

　同公演は、結成10周年を迎えた「いちむじん」の全米ツアー凱旋ライブとして、クラシックギターの持つ良さである「音楽ジャンルの幅広さ」を生かしたパフォーマンスを披露する。

　「いちむじん」を古くから応援している同市在住の川畑さんは「ライブを聴けば、グラミー賞も夢じゃないと感じると思う。大ブレークする前の貴重な2人のパフォーマンスをぜひ、見に来てほしい」と呼び掛ける。

　19時30分開演。チケットは全席指定、S席＝4,500円、一般＝4,000円（学生＝2,000円）。