調布市グリーンホール・大ホール(調布市小島町2)で11月29日、「フレッシュ名曲コンサート 若き俊英が奏でる二大協奏曲」が開催される。
若手演奏家を紹介する演奏会として例年行われている同コンサート。今年は、現在桐朋学園大学音楽学部(若葉町1)に在学中のピアニストの石田啓明さん(20)と、2009年世界最難関といわれる「ハノーファー国際コンクール」を史上最年少の16歳で優勝したバイオリニストの三浦文彰さん(21)が、梅田俊明さんの指揮による東京フィルハーモニー交響楽団と共演する。
石田さんは2009年の「アジア国際文化芸術フェスティバル」最優秀賞、「第63回全日本学生音楽コンクール全国大会中学校の部」第1位のほか、横浜市民賞、井口愛子賞、野村賞など数々の賞を受ける中、今年10月に開催された「第83回日本音楽コンクール」でも優勝している。
主催する調布市文化・コミュニティ振興財団の田口さんは「次代の音楽会を担うピアニストとして今、最も活躍が期待される石田さん、若き天才バイオリニスト・三浦さんによる演奏と、梅田さん指揮による東京フィルハーモニー交響楽団との華麗なハーモニーをお楽しみいただきたい」と話す。
開演時間は14時~。チケットは全席指定で、S席=3,500円、A席=3,000円、B席=2,000円。高校生以下は半額。