調布市文化会館たづくり(調布市小島町2、TEL 042-441-6111)で5月16日、写真家・沖守弘さんによる講演会と写真展「マザー・テレサの世界を語る」が開催される。主催は調布市国際交流協会。
同協会は、市民の手による国際交流を進める目的で1994年11月に設立され、今年で15周年を迎える。講演会と写真展は、その記念事業として行うもので、関連する写真パネル42枚を展示する。
沖さんは、フリーの報道写真家としてマザー・テレサの貧民救済活動を日本に初めて紹介したジャーナリスト。1974年から23年間、マザー・テレサの活動を追い、インド各地を80回以上訪れ取材している。著書に「マザー・テレサあふれる愛」、写真集「マザー・テレサと姉妹たち」がある。
同協会の桃原仁さんは「マザー・テレサは長期間にわたる献身的な働きにより、苦しむ人々に安息をもたらしたとして、ノーベル平和賞を受賞している。そんな彼女の活動を間近で見守っていた沖さんから、直接様子を聞けることはとても貴重な機会」と話す。「市民にとってこの講演会と写真展が、国際交流に関心を持つきっかけになるとうれしい」とも。
講演会は14時~16時。先着200人。写真展は9時~17時。いずれも入場無料。問い合わせは同協会事務局(TEL 042-441-6195)まで。