狛江の西河原公民館(狛江市元和泉2)で2月21日~3月1日の週末の4日間、「いべんと西河原~狛江の春は西河原から~」が開催される。
同館で活動するサークルの希望者が日頃の成果を発表する同イベント。1989年から毎年行われ、今年で26回目を迎える。内容は楽器演奏からカラオケ、演劇、ダンス、陶芸、写真展、書道展、絵画展、お茶会など68団体で、毎年延べ1万人が足を運ぶ。
毎年多くの観客でにぎわうホールでは、和太鼓・民舞の「きんたの会」や「イズミスイングオーケストラ」、市民劇団「ミュージカルCoCo~」のほか、狛江の主婦パフォーマンス集団「コマエンジェル」が出演する。
「コマエンジェル」は、2006年に狛江のご当地ヒーロー「コマレンジャー」(現在活動停止中)の追っかけ集団という設定でスタートし、狛江のPRも兼ねて名付けられた。ストーリー仕立てのダンスパフォーマンスを特徴とし、かつて劇団を主宰する役者だった平美和さんが同グループのリーダーを務める。2010年にポージング芸を競うテレビ番組で優勝して以来、NHKのドキュメントや民放情報番組でも取り上げられるなどメディアも注目。今回は、40代6人、30代3人の計9人で女子高生役やキャバ嬢になりきり30分間のステージを繰り広げる。
ホール以外では写真・陶芸・手芸・絵画・書道などの作品・活動展や紙すきやお茶会、パソコン体験などの交流・体験コーナー、実費で楽しめるコーヒーや焼き菓子などの喫茶やデコレーションマグネットのワークショップ、包丁研ぎも開催予定。
事務局の高橋さんは「今年の『いべんと西河原』も68団体と多くの団体が参加し、歌や踊り、展示から販売、体験コーナーまでバラエティーに富んだプログラムとなっている。会員を募集している団体もあるので、新しい趣味を探す場としても活用してほしい」と話す。
開催日は2月21日・22日・28日と3月1日。開催時間は10時~16時。