狛江市内3会場で7月2日から4日間、「第3回 喜多見と狛江の小さな映画祭+α」が開催される。
同映画祭は地図調査やイベント企画など多業種を扱うM.A.P.(狛江市岩戸北4)が、西山正啓監督との出会いをきっかけに実行委員会を立ち上げ、「知らないわからないこといっぱい、まずは知ることからはじめたい」をテーマに2013年から開催。映画上映のほか、上映作品に関連したライブや監督のトークショーなど「+α」を加えたプログラムを展開する。
上映会場は、M.A.P.、レンタルスペース103(世田谷区喜多見8)、ザ バールブラザーズ(喜多見9)。上映作品は、食べ物の大規模・大量生産の現場を描いた「いのちの食べ方」や、「やぎの冒険」「迷子の警察音楽隊」「暗闇から手をのばせ」「いのちが生まれる聖地~グチャン女性は語る」「シベリア超特急」など、ドキュメンタリーを中心に12作を用意する。
「+α」プログラムは、ライブ「映画音楽を歌うジャジィな夜」や「今更聞けない『シベリア超特急』の基礎知識 西田和昭氏・中野ダンキチ氏によるトークイベント+シベリア超特急5メイキング上映」「こいつはスコブル面白い!小針侑起 映画女優を語る」を用意する。
同実行委員長の高山正樹さんは「続けてくると、いつしか同じ考えの仲間の集まりになりがち。遠くから来てくださるのはとてもうれしいが、近所の方の顔が見えないとなると何か違うと思いながら、地域に開かれた映画祭ということを忘れずにやっている」と話す。
料金は、1回券=1,200円、3回券=3,000円、学生券=800円(1回)。上映プログラム、上映時間はウェブサイトで確認できる。