調布市、府中市、三鷹市に位置する武蔵野の森公園で7月4日、「タグラグビー体験会」が行われる。
タグラグビーとはラグビーから生まれた新しいスポーツで、15人制の本格的なラグビーとは異なり、タックルする代わりに腰につけたひもを奪い合うラグビー。身体の接触や地面に倒れこむプレーがなく、「だれでもできる」をテーマにしたスポーツとして、2011年から小学校の学習指導要領解説書(体育編)にも例示されていることもあり、日本全国に広まりつつある。
同イベントは2019年に日本開催が決定したラグビーW杯のキャンプ地を調布市に誘致し、地域活性化に向けて運動していく「2019ラグビーW杯調布にキャンプ地を誘致する会」が企画・運営。同会は6月16日に市内で決起集会を行い、一般市民への誘致活動への参加を呼び掛けるなど、2020年の東京五輪・パラリンピックで7人制ラグビーが同じく市内の味の素スタジアムを会場とすることと合わせ、同市をスポーツ文化都市として発展させる目的で活動を行っている。
当日は、ルール説明やプレーの体験を行う。服装は運動に適していれば自由だが、ひもの代わりにロングソックスを2本持参する。
同会・同イベント発起人の瀧柳伸央さんは「タグラグビーは足が速い子、遅い子、男の子、女の子だれでもできるスポーツ。ラグビーってルールがよく分からないという人もぜひ参加してほしい。複雑なルールを取り除いているので誰でも簡単に楽しむことができるタグラグビーを通して、ボールを持って自由に走り回れるラグビーの面白さを伝えたい」と話す。また、今後は毎月第一土曜日に同市内で定期開催する予定とも。
開催時間は9時30分~10時30分。参加無料。雨天時は中止。参加の申し込みは不要で、当日グラウンド管理事務所前で集合。同会ではボランティアも募集している。