調布の深大寺で8月29日と30日、木々の緑と湧き水の中で涼しさを感じてもらおうと、「深大寺 夕涼みの会2015」が開催される。
2004年に開催された「じんだいフェスタ」に端を発する同イベント。酷暑が続く夏に、少しでも涼しさを味わってもらおうと企画された。今でも自然林が残る地として、都心から一番近い場所の一つでもある深大寺は木々などの自然や湧き水にあふれ、街中よりも涼しく感じられる。
当日は景観に配慮し、日本の風情漂う外観のそば店や土産物店が並ぶ参道をメーン会場とし、「和」をテーマとしたイベントブースが軒を連ねる。駄菓子販売や射的、金魚すくい、さまざまな昔遊び体験に加え、今年は冷たい地下水を使った「じゃぶじゃぶ池」や足水、湧き水が流れる水路でザリガニ釣りなども用意。深大寺では座禅体験も行う。
浴衣で来場した先着500人には9月中旬まで利用可能な「そば割引券(500円分)」を進呈する。
同イベントを主催する深大寺そば組合の担当者は「この暑い夏に、冷たい湧き水で涼んでもらおうと、水を活用した企画も多数用意した。小さなお子さま連れの方は、ぬれても良い格好で遊びに来ていただければ」と話す。
開催時間は、29日=13時~19時、30日=11時30分~18時30分。