都立神代植物公園（調布市深大寺元町5、TEL 042-483-2300）で現在、園内を歩きながら「植物の生きた化石」にまつわるクイズに挑戦する「夏休みクイズラリー」が開催されている。

多摩川で産出された200万年前のメタセコイアの化石

　同園は1961（昭和36）年開園。約48万8,196.52平方メートルの園内を種類ごとに30ブロックに分けて、植物の展示や栽培（品種保存）を行っている。今の季節は「はなもも・むくげ園」「ダリア園」「花蓮園」で色とりどりの花を楽しむことができる。

　同ラリーは、正門と深大寺門で配布される解答用紙を持って園内を巡り、メタセコイアなどの樹木を見学しながらクイズに答える。対象は小学生と同伴者、参加無料。解答用紙を提出すると記念品が贈呈される。植物会館ロビーでは、植物化石（実物）の展示も行っている。

　担当者は「植物の不思議に触れながら楽しく学び、夏の思い出づくりや子どもたちの夏休みの研究に役立てば」と話す。

　開催時間は9時30分～17時（最終入園は16時）。月曜休園（祝日の場合は翌日）。入園料は、一般＝500円、65歳以上＝250円、中学生＝200円（都内在住在学の中学生は無料）、小学生以下無料。8月30日まで。用紙の配布は15時まで。大温室は増築・改修工事に伴い2016年春まで休館。