調布市仙川町に8月6日、タカ狩りウエア専門店「Flap Berry」(調布市仙川町3、TEL 03-3308-9119)がオープンした。
8月6日にオープンしたタカ狩りウエア専門店「Flap Berry」外観の様子
同店はアパレルの縫製工場や仙川の飲食店「番兵」グループを運営するパートナーズ(同)が展開。代表の佐藤秀雄さんが数年前から「タカ狩り」に魅了され、鷹匠(たかじょう)として活動。鷹匠の多くが作業着を着用している様子を見て、「海外にあるようなおしゃれなウエアがあれば」と事業を展開。2年前からインターネットで販売を開始し、今回、タカ狩り専門店としては日本初の路面店として開店した。店名の「Flap Berry」は「Flap=はばたく」 「Berry=一番かわいいヤツ」という意味で、佐藤さんのタカや猛禽(もうきん)類への思いを表現している。
タカ狩りとは狩猟の一種。銃ではなくタカなどの猛禽類を使い、鴨などを狩猟する方法で、山中ややぶに入ることが多いため、同店のウエアは、皮やナイロン、ハイテッククロスなどを用い、草やとげに強い仕様としている。
佐藤さんは「鷹匠のためのおしゃれなウエアを扱っているのは、今のところ日本でここだけだと自負している。イギリスやフランス、スペインではハイクラスな趣味として確立しているからこそ、オシャレなウエアがある。それを日本にも広めたい。高級ブランドが使用するのと同じ皮を使うなど品質にこだわり、丈夫にできているので、タカ狩りだけでなく、アウトドアや自転車やバイクなどのユーザーにも利用してほしい。珍しい鷹匠グッズも取りそろえているので、興味があったらぜひ立ち寄ってほしい」と話す。
営業時間は12時~20時30分。