調布市は、市内の空き店舗を使って創業をする人に賃借料を補助し、支援する事業を開始し、現在申し込みを受け付けている。
同事業は市内空き店舗の賃借料の2分の1を補助するもので、限度額月額5万円、12回以内を条件としている。2012年に開始し、深大寺で美術と造形の教室を運営する「街のアトリエ studio gen」など、これまでに6件の利用があった。
同教室を主催する山田さんは、インタビューの中で「教室を開いた時は、資金が十分になかったので家賃補助はとても助かった。会計の仕事が計画的にできたこと、センターのアドバイザーに客観的に事業を見てもらえたことが良かった」と話す。
同センターではスモールオフィスの入居者も募集している。面積は10.7平方メートルで、月額5万4,400円。保証金や権利金は必要なし。1年ごとの契約で最長3年間利用できる。
どちらの募集も締め切りは12月28日。詳しくは同市産業労働支援センターホームページで確認できる。