調布市グリーンホール(調布市小島町2)で現在、同館では初めてのイルミネーションによるライトアップが行われている。
同ライトアップは、3月9日から開催される「調布映画祭」の実行委員会が企画。同映画祭の会場となる同館を盛り上げようと、約10人のメンバーが昨年12月からのクリスマスシーズンに合わせて、同館初となるイルミネーションを装飾した。同実行委員会は全てボランティアの市民で構成し、昨年 4月から上映の作品の選定や上映関連イベントの企画、広報活動などのほか、当日の運営に向けて準備を進めている。
映画祭は、昭和初期から撮影所や現像所、美術会社など多くの映画関連企業が集まる同市が、「映画のまち調布」として展開するさまざまなPR企画の一環となる毎年恒例のイベント。今年は、子どもから大人まで楽しめる新旧の名作・話題作27作品に無声映画を加えた28作品を上映するほか、小道具や資料の展示、関連会社の紹介や情報発信などを行う。
主催する調布市文化・コミュニティ振興財団の鈴木さんは「調布映画祭のことをより多くの方に知ってもらうため一生懸命飾り付けをした。今年は調布市制施行60周年・財団設立20周年を記念して、60年前に公開された作品の上映や白組の山崎貴監督にフォーカスした展示などもあるのでぜひご来場いただきたい」と話す。
ライトアップは3月13日まで。