広域調布圏の街の話題をインターネットで配信するニュースサイト「調布経済新聞」がこれまで掲載した記事が2月19日で2000本となった。
2008年9月4日に最初の記事を配信した同サイト。現在までのおよそ7年5カ月の間、調布市内や近隣の記事を配信し続け、累計アクセス数は約760万ページビュー(PV)に上る。開設当初は月間約2万PVだったが、スマートフォンの普及により、より簡単にインターネットにアクセスできるようになったことや、地域情報への関心の高まりなどにより、現在では月間10万~15万にまで成長した。
過去にアクセス数の多かった記事のベスト5は以下の通り。
1. 京王電鉄、調布駅舎跡地の開発計画を正式発表-大型ビル建設ラッシュへ(2013年5月24日)
2. 大型シネコン誘致-11スクリーン、2100席を予定(2015年1月19日)
3. 調布の人気ラーメン店「熊王」移転-店主「この味を守っていく」(2013年10月23日)
4. 調布市花火大会、2012年の開催日発表-今年で30回目(2012年5月17日)
5. 京王線、地下切り替え後の駅出口が明らかに-調布・布田・国領駅(2012年7月10日)
調布駅近隣の開発関係の記事が上位を占めた。編集長の大前さんは「ここまで続けてくることができたのは、日々街を探索して回っている取材スタッフのおかげ。記事は消さずに残す方針なので、街の記録係として、大手メディアへの中間媒体というシティーセールス係としても、今後も調布の情報を届けていきたい。当媒体の情報を見て街に関心を持ってくれる人が一人でも増えたらうれしい。それが、まちづくりの第一歩だと思う」と話す。
同サイトは、2000年に開設された「シブヤ経済新聞」を皮切りに、現在国内外で116の地域がネットワークを結ぶ「みんなの経済新聞グループ」の一つ。主に地域密着で事業を展開する企業や団体が運営し安心感を与える視点や温かい視点で追った「まちネタ」を配信。Yahoo!ニュースなどの大手ニュースメディアなどにも記事を提供している。