調布市文化・コミュニティ振興財団が3月9日から、調布市文化会館たづくりとグリーンホール、調布駅南口広場(以上、小島町2)で「調布映画祭2016」を開催する。
「映画のまち調布」をアピールする同市で、最大の映画関連イベントとなる同企画。今年は、同市市制施行60周年と同財団設立20周年記念事業として、市内の映画関連会社が製作に携わった映画などを上映するほか、小道具や資料の展示、関連会社の紹介などを行う。
上映作品は、「ジュブナイル」「大統領の料理人」「マダム・イン・ニューヨーク」「GODZILLAゴジラ」「超高速!参勤交代」「そして父になる」「ビルマの竪琴」など28作品。「福島 生きものの記録 シリーズ1~被爆~」の岩崎雅典監督、「祖谷物語-おくのひと-」の蔦哲一朗監督、「マタギ」の後藤俊夫監督が、それぞれ上映前に舞台あいさつを予定しているほか、「銀河鉄道の夜」の上映前には、国立天文台の臼田-佐藤功美子さんによる「銀河鉄道の夜と星のおはなし」、「燃えよ剣」上映前は「天然理心流 解説と演武」が行われる。
展示は、「寄生獣」や「永遠の0」などのヒット作を生み出した「白組調布スタジオ」の中心人物である山崎貴監督の作品に登場したミニチュアセットや造形物などを展示する「白組 山崎貴監督展」や「調布映画祭2016展」「映画の図書展」「上映作品パネル展」などのほか、「映画のまち調布クイズラリー」を用意する。
コラボ企画として、レストラン「スリジェ」(小島町2)では上映作品にちなんだ菓子の販売、山野楽器調布パルコ店は調布駅南口広場で映画に関するDVDやパンフレットの販売を行う。
「白組 山崎貴監督展」は3月9日~21日。映画上映は3月11日~13日。上映・展示・イベントは全て入場無料。