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調布市が犯罪から守る「こどもの家」登録呼び掛け

子どもたちの避難場所「こどもの家」の目印に設置する黄色のプレート

子どもたちの避難場所「こどもの家」の目印に設置する黄色のプレート

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 調布市教育委員会社会教育課が現在、子どもたちの避難場所「こどもの家」の登録を地域の家庭や事業所に呼び掛けている。

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 「こどもの家」は不審者や変質者などからの犯罪行為に巻き込まれそうになった際、子どもが逃げ込む避難場所。現在、調布市内では約2600件の家庭と約500件の商店や事業所が登録し、目印に黄色のプレートやステッカーを設置している。

 市内では共働き世帯など昼間不在になる家庭が多いことから、同委員会では市商工会などに協力を求め、事業所などへの呼び掛けを強化するほか、入学シーズンに合わせて各家庭へも呼び掛けていく。登録者には、子どもが駆け込んで来た場合の対応方法、警察への連絡方法などが記載された「緊急時対応マニュアル」を配布する。

 同課の小林さんは「朝霞市で起き、中野区で保護された誘拐監禁事件も下校時に発生した事件であり、このような事件が調布市で起こらないためにも、地域ぐるみで子どもを犯罪被害から守る必要がある。そのために一件でも多くのご家庭・事業所に登録いただければ」と話す。手続きは、各小・中学校のPTA担当者を通して行われるため、最寄りの小・中学校または同教育委員会社会教育課へ問い合わせ。

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