電気通信大学(調布市調布ヶ丘1)の公認サークル「楽力教育ロボメカ工房」が9月5日より、「小中学生ロボットアイデアコンテスト」の参加者を募集する。
大学からの全面的な支援を受け、ロボットグランプリでの優勝を含め毎年好成績を収めている同サークルが、毎年「調布祭」に合わせて主催するコンテスト・通称「D2ロボコン」。「地域の小中学生にものづくりの楽しさや奥深さを知ってもらいたい」と、同祭当日に開催する大会に向けては、11月に開く製作教室でサークルメンバーがロボットの作り方を教え、サポートもしていく。
今年は「自然災害に負けるな」をテーマに、2020年の東京オリンピックに向けて進められている建設現場で前代未聞の大嵐によりさまざまな資材が吹き飛ばされたことを想定し、吹き飛ばされた物(障害物)を退けて、建設資材を元の場所に運ぶことをイメージ。制限時間内にアイテムを運搬し、ロボットの完成度や操作テクニックで得点を競い合う。
同サークルの樋口奎さんは「参加者の皆さんにはD2ロボコンを通してものづくりの楽しさを知ってほしい。今年は昨今頻発する自然災害をテーマに選んだので、建設現場の混乱を解消するための作業ロボットを作り、クリアを目指してもらいたい。たくさんの応募をお待ちしている」と話す。
製作教室開催日は、11月12日・13日・19日・20日。開催時間は12時~18時。定員16人(定員を超えた場合には抽選で決定)。参加費は3,000円。申し込みは10月5日まで。コンテスト開催日は11月27日。開催時間は12時~18時。