調布の深大寺で11月26日から、「第35回深大寺そばまつり」が開催される。
「献上そば」の提供や「レンタル着物」など新しい企画なども掲載された同イベントのチラシ
関東有数の古刹(こさつ)である深大寺は「深大寺そば」の名前でも全国に知られ、門前には20軒以上のそば店や土産店が並ぶ。今回で35回目となる同イベントは、近年恒例となった物産展に加え、今年はそばを味わい、深大寺散策もできる企画を用意。
昨年好評だったことを受け今年も実施する「そば巡り絵馬」は、300円で絵馬を購入し、「深大寺そば組合」加盟店22店舗を巡るスタンプラリー企画。11月26日~12月4日のそばまつり期間中は絵馬持参者に限りで少なめ盛り(500円)を注文でき、より多くの店を回ることができるように計画した。10店以上で特製記念そばちょこ(先着50人)を、さらに全店制覇でとっくり(先着25人)を進呈する。絵馬は山門前にある「むさし野深大寺窯」で26日から販売(先着300人)。
新しい企画として、同時開催される「そば守観音供養祭・そば献供式」で献上されたそばを地元そば店店主らが調理して提供する「献上そば」も実施。26日は12時30分~15時、27日は11時~15時、境内にある庫裏(くり)で各500食を有料で提供する。
着物で秋の深大寺を散策できる企画は国内最大手の着物リサイクル店「たんす屋」が主催。境内の釈迦堂前特設テントで26日・27日両日10時~15時で、当日参加を受け付ける。各日先着30人(男性10人、女性20人)。レンタル代は 3,240円から。
同イベントの運営委員長を務める、そば店「八起」店主の大久保さんは「今回の目玉は献上そば。売り切れ次第終了なので、ぜひ早めに来場を。着物をレンタルして、絵馬を片手に、深大寺の紅葉や新そばを味わいに、ぜひ多くの方に来ていただければ」と呼び掛ける。