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調布で6年目の東日本大震災復興イベント 準備着々と

LEDキャンドルを試験的に設置する様子

LEDキャンドルを試験的に設置する様子

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 東日本大震災から6年を迎える3月11日を前に、調布市内各地で行われる東北の復興応援イベントの準備が着々と進められている。

調布駅南口の広場で行ったプロジェクターの投影テストの様子

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 調布市には東日本大震災で福島からの避難者を受け入れた味の素スタジアムがあり、多くのボランティアが集まったことから、今も東北の復興支援活動を続ける団体が数多く存在し、東北応援事業を行っている。

 今年は、3月4日には「忘れまいぞ3.11」として調布市文化会館たづくり大会議場(小島町2)で音楽イベントが開催されるほか、3月11日には調布駅南口広場で東日本大震災慰霊祭2017「あの日を忘れない。」が開催される。

 「犠牲者に明かりをささげ追悼すること、現在の東北を知ること、そして心を重ねることを通して、このつながりが未来へ向かって受け継がれていくこと」を願う同慰霊祭では、2月16日に実行員会が調布駅の南口に集合し、LEDキャンドルの点灯と配置を確認したほか、調布市観光案内所「ぬくもりステーション」の屋上から、現在工事中の調布駅南口の広場の鋼板をスクリーンとして、プロジェクターの投影テストを行った。

 同実行委員会では3月2日の実行委員会に宮城県石巻市の「石ノ森萬画館」のスタッフをゲストに迎え、今の石巻の現状を確認するほか、3月末には市内の復興支援団体が協力してトークイベントを行う予定。

 実行委員長の峯水延浩さんは「これまでの復興支援活動で出会った人々との輪を広げて、東北、そして調布の中で新しい出会いをつくり、その中から東北の良いところ、知ってもらいたいこと、私たちにとって大切なことを見つけていきたいと思う」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は、献灯・慰霊祭=13時30分~21時30分、展示・物産販売=13時~17時。

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