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調布・神代植物公園で「椿・さくらまつり」 新発売の「桜のシューアイス」も

見ごろを迎えるツバキ(左上・スキヤダ、右上・ダイカグラ)とサクラ(左下・ソメイヨシノ、右下・ジンダイアケボノ)

見ごろを迎えるツバキ(左上・スキヤダ、右上・ダイカグラ)とサクラ(左下・ソメイヨシノ、右下・ジンダイアケボノ)

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 都立神代植物公園(調布市深大寺元町5、TEL 042-483-2300)で3月14日、見頃を迎えた春の花を案内するガイドツアーやコンサートなどを行う「椿(つばき)・さくらまつり」が始まった。

昨年の「さくらコンサート」の様子

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 同園の「つばき・さざんか園」では江戸ツバキや肥後ツバキなど約250種620本が栽培され、古くから伝わる園芸植物ツバキの魅力的な花容を楽しむことができる。「さくら園」を中心に園内各所では、早咲きの大寒桜から遅咲きのサトザクラ類まで約56種750本のサクラを観賞することができる。特に、同園で発見されたサクラの品種「ジンダイアケボノ」は花色がやや赤いのが特徴で、ソメイヨシノより開花時期が若干早い。

 園芸担当職員が「つばき・さざんか園」など季節の見どころを案内するガイドツアーを20日に(11時~・14時~、当日先着30人、荒天中止)、大温室の見どころを案内するガイドツアーを25日に(13時30分~、当日先着10人)、ガイドボランティアが「つばき・さざんか園」と「さくら園」を中心に見どころを案内するガイドツアーを3月31日・4月1日・2日に(10時30分~・13時30分~、人数制限なし、荒天中止)、それぞれ行う。

 日本ツバキ協会江戸椿研究会委員が実生法による新品種の作り方と育て方を解説する講演会「ツバキの実生の育て方」を3月26日、植物会館集会室で開催する(13時30分から約2時間、当日先着30人)。講演会の前には講師が「つばき・さざんか園」を案内する見学会(同日10時30分~、当日先着30人、荒天中止)も行う。

 ソメイヨシノの見える芝生広場で「さくらコンサート」を開き、26日は阿部志織さんのバイオリンと渡邊美佳さんのピアノの演奏、4月2日はsakura projectによる和と洋の楽器による演奏を披露する(11時~・14時、雨天中止)。同8日は梅木秀徳さんがサクラにまつわる楽曲や伝統音楽を民族楽器で演奏する「ホーミー・馬頭琴・口琴の調べ」をバラテラスで開催する(13時~・15時~、荒天中止)。

 そのほか、園内に設置された植物クイズに答えると記念品が進呈される「春のクイズラリー」(18日から)や、園内の売店では、東京都公園協会と洋菓子のヒロタがコラボ開発したオリジナル新商品「桜のシューアイス」を販売している。

 同園広報担当者によると「『桜のシューアイス』は桜茶にも使われる関山の香りが味わえる」という。「家族そろって園内を散策したりアイスを食べたりして、春色の和やかな季節を楽しんで」とも。

 開園時間は9時30分~17時(入園は16時まで)。月曜・祝日翌日休園(3月27日・4月3日は臨時開園)。入園料は、一般=500円、65歳以上=250円、中学生=200円(都内在住在学の中学生は無料)、小学生以下無料。4月9日まで。イベント参加費は入園料のみ。

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