調布市の競輪場「東京オーヴァル京王閣」(調布市多摩川4)で3月25日・26日、「布博 in 東京vol.8」が開催される。
同会場で3万人超の動員を誇る古物市「東京蚤(のみ)の市」や手作りの祭典「もみじ市」などを企画・運営する編集集団「手紙社」(西つつじヶ丘4、TEL 042-444-5367)が、東京と京都で開催する同イベント。80組を超えるクリエーターの布にまつわる出展販売を中心に、ワークショップやステージイベントなどを行う。地名が「布」に由来し同社が拠点を置く同市での開催は、今回が2回目となる。
会場には、テキスタイルのほか、手作りの衣料品や装飾品、雑貨、刺しゅう、フェルト、ニット製品、ボタンなど、布にまつわるあらゆるジャンルの作家と作品のブースが軒を連ね、参加者自らが体感できるワークショップやアーティストの演奏などのステージイベントも用意する。さらに、同社が運営するカフェ「手紙舎」をはじめとした11の飲食店が屋台出店し、軽食や自家製パン、オリジナルドリンクなどを提供。場内では、「ブローチ博」「耳飾りパーティー」「靴下パーラー」も同時開催し、会場の一体感を演出する。
同社の鈴木麻葉さんは「華やかなテキスタイルや絵画のような美しい刺しゅう品、創作意欲を刺激する手芸雑貨など、思わず目移りしてしまうほど色鮮やかな空間は、布博ならでは。『布』という共通のジャンルから生み出される、それぞれの個性と工夫に満ちた作品やブースにご注目いただきたい」と話す。
開催時間は、25日=10時30分~17時30分、26日=10時~17時。入場料500円(小学生以下無料)。