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調布・味スタでアディダスがゴールデンエイジ向けイベント 中村俊輔選手ら招き「挑戦」テーマに

右から中村俊輔選手、野中生萌選手、流大選手、穂積絵莉選手

右から中村俊輔選手、野中生萌選手、流大選手、穂積絵莉選手

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 調布の味の素スタジアムで4月3日、「アディダス ジャパン」(港区)が「ADIDAS YOUNG ATHLETES」発表イベントを行った。

キックを披露する中村俊輔選手

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 同社は運動能力や体力が著しく成長するゴールデンエイジと呼ばれる9歳から11歳をターゲットに、子どもを情熱のある一人の若きアスリートとして据えた本格的なスポーツカテゴリー「YOUNG ATHLETES(ヤングアスリート)」を発足。「こどもじゃない。挑戦者だ」をコンセプトに、子どもたちのポテンシャルを引き出し、成長をサポートする方針を打ち出した。同市を皮切りに全国でイベントを展開していく。

 オープニングでは、同社が契約するサッカーJ1ジュビロ磐田の中村俊輔選手、ラグビーからはサントリーサンゴリアスの若き主将・流大選手、ボルダリングワールドカップで優勝を果たした野中生萌選手、グランドスラム本戦出場を果たすなど期待のテニスプレイヤー穂積絵莉選手の4選手をゲストに招き、子どもたちに向け「挑戦」をテーマにトークショーを行った。

 選手らは子どものころの挑戦エピソードやそれぞれにリフティングやキック、ロングパス、体の柔軟性を見せる技などを披露し、会場からは歓声が上がった。参加した子どもからの「今までで一番辛かったことは」という質問に、中村選手は「ワールドカップの日本代表から落選したとき」と話し、「悔しさもバネに挑戦を続けてほしい」とメッセージを送った。

 流選手は2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップが同スタジアムで開幕することを受けて「代表に選ばれて9番(スクラムハーフ)をつけて活躍したい」と話し、そのために挑戦を続ける事を子どもたちに誓った。

 イベントでは、子どもたちの可能性を広げる活動の一環として、小学4年生から6年生約110人がフットボール、ベースボール、ラグビー、テニス、バスケットボールに挑戦。各専門のトレーナーのもと、希望した4種目のプログラムを体験した。

 同カテゴリーでは今後、子どもの足形を徹底的に追求したシューズ開発を強化し、ジャパンモデルの展開を目指すことを発表している。

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