調布の東京オーヴァル京王閣(調布市多摩川4)で5月13日・14日、「第11回東京蚤(のみ)の市」が開催される。
同イベントは、ものづくりの祭典「もみじ市」などを運営する編集チーム「手紙社」(菊野台1)が、ヨーロッパの町並みに溶け込むのみの市の雰囲気を再現しようと、2012年に始めた。中心となる古道具などの販売のほか、飲食店や生花店の出店、ライブ演奏など、ショッピングとエンターテインメントが融合したイベントとして毎回工夫を凝らし、昨年5月の開催時には約3万4000人を動員。2014年から「関西蚤の市」、2016年には「東海蚤の市」も開催するなど、全国的にも認知度を高めている。
今回は、古道具、古書、古着、雑貨の店や飲食店のほか、ものづくり体験のできるワークショップなど約200組の出店者やパフォーマーが全国から集結。北欧の製品や雑貨などを展開する恒例の「東京北欧市」に加え、新たに「箸置き」の取り扱いが加わった、全国各地の作家や工房が集う「東京豆皿市&箸置き市」も同時開催する。そのほか、会場ではライブやショーなどのステージイベントも行う。
同社の上野樹さんは「古き良きもののあふれる場内。買い物だけでなくフォトコンテストや工作ショーなど、誰もが楽しめる企画をご用意している。隅々まで東京蚤の市を探索して自分だけの『とっておき』を見つけてほしい」と話す。
開催時間は、13日=9時30分~18時、20日=9時~17時。入場料は500円(小学生以下無料)。雨天決行。