調布で6月30日から、店主が講師となりプロの技を教える「第7回 調布まちゼミ」が開催される。
店主らが講師となり、専門店ならではの専門知識や情報、コツを無料で教える少人数制のゼミは、調布市中心市街地9商店会が主催。店の存在や特徴を知ってもらうだけでなく、店主やスタッフとコミュニケーションを取ることができ、ファンづくりにつながることが特徴で、「売り込み禁止」など、店と客との信頼関係を構築するためのルールなどもあり、受講者も安心して参加できる仕組みとなっている。
講座は「つくる」「味わう」「まなぶ」「みがく」の4つの分野で、29講座を開講する。「つくる」では「初めてのステンドグラス」や「マーカーで誰でも描ける野菜の絵」など4講座、「味わう」では、ラスター食糧の「丸餃子と花焼売を作ってみよう」と玉川屋煎豆店の「煎り豆、落花生の製造過程」の2講座を用意。「まなぶ」では、「2020年までに英語が話せるようになる」や「知って得する『終活』実践編」、「親子でチャレンジ。パソコン分解講座」など13講座、「みがく」は、「カイロプラクティックって怖くないよ」や「ご自宅で簡単にできるセルフマッサージ」など7講座を用意する。
同市生活文化スポーツ部産業振興課の中尾さんは「店構えや商品だけではなく、店主の人柄も商店街のお店の良さ。まちゼミではその人柄を近くで知ることができる。店主と楽しく話せるまちゼミを通して、日々の暮らしの中で頼りになるお店を見つけてほしい。申し込み開始日に定員に達する講座が多いため、早めにお申込みいただきたい」と呼び掛ける。
受講申し込みは6月23日から各店で受け付ける。受講無料だが、材料費が必要な講座もある。開催期間は7月31日まで。問い合わせは調布市産業振興課(TEL 042-481-7539)まで。