調布の布多天神社(調布市調布ヶ丘1)で9月23日・25日、恒例の例大祭が行われる。
毎年同日に行われる同祭は、小島、上布田、下布田、上ケ給(仲よし祭りの会)、天神前の地区から集まったみこしに御神霊を移すための「みたまうつしの儀」を行い、とび職による木やりを先頭に、みこし大小9基、太鼓4基、山車3基、稚児行列が鳥居をくぐり、車両通行止めにした旧甲州街道を渡御する。神楽殿では翁家和助一座による大神楽の奉納演芸も行われる。
24日は神楽殿にて、おはやし・太鼓などの神にぎわい行事が行われる。25日は、神職と氏子代表約90人による古式にのっとった神事「大祭式・時代行列」や、みこによる「豊栄の舞」が奉納される。このほか、古事記、日本書紀の神話を演じる「齊藤社中里神楽(さとかぐら)」、神楽殿でかがり火と祭ちょうちんに照らされる中、薪夜神楽(たきぎよかぐら)も行われる。
同神社・権禰宜(ごんねぎ)の野澤晃司さんは「例大祭は1年で最も大切なお祭りのひとつ。感謝のお祭りを齊行し、天神様のますますのお力が発せられ、氏子崇敬者の発展・ご健勝を祈り上げます」と話す。
開催時間は、23日=11時15分~、25日=10時~。23日13時~18時は、旧甲州街道、調布駅~布田駅周辺で交通規制が行われる。