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調布・神代植物公園に「巨大ススキ」 揺れる白銀の穂が見頃

「巨大ススキ」のようなパンパスグラス

「巨大ススキ」のようなパンパスグラス

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 都立神代植物公園(調布市深大寺元町5、TEL 042-483-2300)で現在、背の高い「巨大ススキ」のような植物がふわふわの白銀の穂を付けて来園者の目を楽しませている。

秋になると茎の上に長さ50センチ~80センチほどの羽毛のような花穂をつける「パンパスグラス」

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 イネ科の多年草「パンパスグラス」で、ススキに似ているが高さが2~3メートルまで大きく成長する。原産はブラジルやアルゼンチン、チリなどの草原(パンパス)。和名をシロガネヨシ(白銀葦)といい、秋になると茎の上に長さ50センチ~80センチほどの羽毛のような花穂をつける。

 同園では「芝生広場」の中央にこんもりと茂るように生えていて、大きな白い穂が揺れる様子は秋の風物詩になっている。

 府中市から来た女性は「穂先が太陽の光に輝いて、まるで羽根飾りのよう。はかない雰囲気のススキとは違った風情で、いかにも南米の植物らしい」と感想を語った。

 同園では9月21日まで、敬老の日にちなんで60歳以上と同行する1人が無料で入場できるサービスを行っている。10月1日の「都民の日」は無料開園し、地元の桐朋学園大学の学生によるガーデンコンサートを開催する。

 開園時間は9時30分~17時(入園は16時まで)。月曜・祝日翌日休園。入園料は、一般=500円、65歳以上=250円、中学生=200円(都内在住在学の中学生は無料)、小学生以下無料。

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