京王線布田駅前ロータリー内にある「焼き鳥・もつ鍋 一揆 調布布田店」(調布市国領町1、TEL 042-426-8345)がオープンして3カ月、冬の足音が近づく中、鍋の注文も増え、着々と常連客が付いている。
「焼き鳥・もつ鍋 一揆 調布布田店」店長の岩本さん(左)とアルバイトの杉本さん
同駅前ロータリーに建つスケルトンビルの2階にある同店は、博多もつ鍋をメインに九州料理をコンセプトにした居酒屋。多摩センターに本店を構え、調布駅付近の発展を見据え今年8月にオープンした。多摩市を中心に飲食店やケータリング事業を展開する日鋼(調布市下石原1)が運営する。
看板メニューの「博多もつ鍋」は、国産牛の丸腸を使い、だしは自家製の鶏がらスープをベースに、味は「白みそ」(1人前1,400円)、「塩」、「醤油(しょうゆ)」(以上、1人前1,200円)の3種類を用意する。具材は、もつ、キャベツ、ゴボウ、ニラで、追加のトッピングも可能。1番人気の味は「白みそ」だが、あっさりとした「塩もつ鍋」も女性客に人気だという。店舗面積は約70坪で、座敷や半個室、カウンター席など50席を用意。寒くなってきたため、もつ鍋を注文する地元のファミリーやグループ客でにぎわっている。
店長の岩本さんは「人気ナンバーワンの『白みそ』は、数種類のみそをブレンドしたオリジナルで、ニンニクを多めに使うため、コクがあり癖になるおいしさ。コラーゲンたっぷりでプリプリとしたもつは食べ応えも十分。長崎直送のちゃんぽんで締めていただきたい」と話す。
そのほか、「博多鉄なべ餃子(ぎょうざ)」(1人前600円)、「博多酢もつ」(380円)、「宮崎名物チキン南蛮」(580円)などの博多・九州料理のほか、「丸腸ホルモン炒め」(780円)、「牛すじ煮込み豆腐」(580円)などの一品料理を用意。毎日串打ちする「大山どりの炭火焼き鳥」は、もつ鍋に並ぶ看板メニューで、「レバー」「はつ」「ぼんじり」などの単品(190円~)に、「おまかせ五本盛り合わせ」(1,000円)などを提供する(価格は全て税別)。
岩本さんは「これからの寒い季節は、ぜひ自慢の『博多もつ鍋』を食べにきてほしい。味も3種類ご用意しているので食べ比べていただければ。19時までは、ドリンク半額のハッピーアワーも毎日開催している。場所柄、地元の方が来店されるので、皆さまの要望などにも応えていき、もっと地元に根付き愛される店にしていきたい」と話す。
営業時間は16時~翌1時。