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調布・百店街のラーメン店がリニューアル 新スープに懸け再出発

店主自慢の「特製・濃厚煮干しラーメン」(950円)

店主自慢の「特製・濃厚煮干しラーメン」(950円)

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 京王線調布駅東口近くの飲食店街「百店街」のラーメン店が12月15日、煮干し中華そば「麺屋國(めんやくに)」(調布市布田1、TEL 042-445-3050)としてリニューアルオープンした。

煮干し中華そば「麺屋國」外観の様子

 店主の解本國(かいほんごく)さんは、中華料理店に生まれ育った経験などを生かし、昨年1月、百店街に長年の夢だった独自の鶏白湯(パイタン)系のラーメン店をオープンした。夏場を迎え、濃厚さが売りの同スープだけでは幅広い客層をターゲットにすることが難しいと考えた末、8月にいったん閉店した。

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 再出発を模索する中、業態変更することも考えたが、「自分が作りたいのはラーメン」との強い思いから、日本人により好まれ、大衆受けするラーメンを開発することを決意。市場調査や試行錯誤を重ねた結果、鶏白湯をベースとするが「飽きることなく繰り返し食べられるラーメン」だと言う、鶏と煮干しのW(ダブル)スープの「煮干し中華そば」にたどり着いた。

 こだわりは、京都の老舗問屋から仕入れる煮干しと数種の節を使った「煮干しだし」。煮干しは質の良いものを仕入れ、一日以上かけて丁寧にだしを取る。国産鶏を長時間炊いた鶏白湯と合わせ、スープの濃度は調整。以前のドロッとした鶏スープをWスープにすることで軽くし、煮干し油や煮干し粉も使い、日本人になじみ深い煮干しの風味に仕上げた。「上品だがしっかりうま味が感じられるスープとお客さまの反応も上々で、手応えを感じている。濃さはお好みで調整できる。豚骨ではなく鶏骨(けいこつ)を使うことで、調布の有名な煮干しラーメンと差別化もできた」と解さん。

 ラーメンは、あっさりとした「煮干し中華そば」(700円)、濃厚でコラーゲンたっぷりの「濃厚煮干しラーメン」(750円)、つけめん専用の太麺を使った「濃厚煮干しつけめん」(830円)などを提供。基本のトッピングは、豚バラチャーシュー、穂先メンマ、ノリ、玉ねぎなどで、そのほか、「味玉」(100円)、「青ネギ」(100円)、「特製(チャーシュー・味玉・のり増し)」(200円)などを追加トッピングできる。

 解さんは「ラーメン激戦区でチャレンジし、今度こそはと自信を持てるラーメンが出来上がった。背水の陣の気持ちもある。謙虚さを忘れずに課題を持って精進していくが、鶏のうまさと日本の良さを取り入れ完成したラーメンを一度食べてみてほしい」と話す。

 営業時間は、11時30分~15時30分、18時30分~翌2時(変更の可能性あり)。全席禁煙。