旧甲州街道・布多天神社(調布市調布ケ丘1)で9月6日、「調布よさこい2009」が行われた。
同イベントは、1981(昭和56)年から26回にわたり開催された「調布ふるさとまつり」の見直しを契機に、地元商店会の不動商店会、上布田商栄会、中央商店会の3商店会の共催で「調布よさこい」に移行し、今年で7回目となる。毎年約2万8,000人が来場する。
旧甲州街道沿いの5会場では、同イベントに合わせて屋台や子ども向けのブースが出店したほか、全21チームの「連」が2カ所で行う「定点踊り」が行われた。「流し踊り」では、同街道の調布~布田間650メートルで約600人の踊り手たちが演舞を披露した。
昨年より演目に取り入れられた自由参加の「ちょうふ輪乱舞」は、「観客、地元住民、踊り手も輪になって一緒に踊り、よさこいの楽しさを知ってもらいたい」と、振り付けと曲を「首都圏夜さ来い振興協議会」会長の扇谷ちさとさんに作成を依頼。同イベントのフィナーレで、観客と踊り手が一体となって踊り会場をにぎわせた。
同イベントに出場したSHC倶楽部チーム調和の金田さんは「真夏のような天気の中、沿道の観客の皆さんの声援のおかげで、思い切り気持ちよく踊ることができた。声援がうれしかった」と話した。