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府中市郷土の森博物館で風景写真展 若年性パーキンソン病のカメラマン撮影

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企画展「田村智久写真展 花の森八景 萌えさかる花たちを謳う」

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 府中市郷土の森博物館(府中市南町6、TEL 042-368-7921)は現在、市内在住の写真家・田村智久さんが同館の公園風景を撮影した作品展「花の森八景 萌えさかる花たちを謳(うた)う」を開催している。

府中市郷土の森博物館で開催中の企画展「田村智久写真展 花の森八景 萌えさかる花 たちを謳う」の様子

 田村さんは1956(昭和31)年神奈川県川崎市生まれ。日大芸術学部卒業後、資生堂宣伝部スタジオを経て独立し、コマーシャルやエディトリアルなど幅広い分野で活動した。2001年に若年性パーキンソン病を発病し商業カメラマンとしての活動を断念するが、数年後に治療の一環として身の周りの景色の撮影を再開。病気の影響で徐々に活動が制限されつつも、市内の景色を撮影した作品をSNSやフォトブックで発表している。これまでに、写真の本質である「記録される瞬(とき)」と人の心に「記憶される時間(とき)」の融合をテーマに撮影した個展「日々の記憶」シリーズを3回開催した。主宰する写真教室「ほのぼのな仲間たち」の門下生と毎年グループ展も行っている。

 同館の広い公園では、春のウメ、夏のアジサイ、秋のヒガンバナ、冬のカンツバキなどさまざま花が楽しめる。同館担当者は「田村さんは一年を通して森を見守り、季節が変わるごとに森羅万象のきらめく瞬間を根気よく丹念に撮り続けてきた。どの作品も美しい風景だから、この機会に珠玉の作品を心ゆくまで鑑賞して」と呼び掛ける。

 田村さんは「2009年から同館の花に魅せられ撮影してきたが、2017年はその気持ちが最高潮に達した。四季折々の花が咲く様子は未来に残したい風景そのものであり、日常生活の中で出会う一期一会の瞬間こそ自分のライフワークだと考えている」と話す。さらに、「車いすに乗って夫婦二人三脚で撮影するときもあるが、園内に入ると森の不思議な力が応援してくれて自然とカメラを片手に動き回ることができる。膨大なエネルギーが自身に降り注いでいるイメージがあり、この素晴らしい環境に心から感謝したい」とも。

 開館時間は9時~17時(最終入園は16時)。月曜休園(月曜が祝日のときは翌日)。入場料は4月30日まで、一般=200円、中学生以下=100円、4歳未満無料。5月1日から、一般=300円、中学生以下=150円、4歳未満無料。

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