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狛江、花火大会に向け協賛金呼び掛け 1メートル1万円の寄付でナイアガラ目指す

「狛江・多摩川花火大会」過去の打ち上げの様子

「狛江・多摩川花火大会」過去の打ち上げの様子

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 狛江市で8月8日に開催される「狛江・多摩川花火大会」の協賛金受け付けが5月1日、始まった。

昭和の時代に行われた「狛江・多摩川花火大会」の様子

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 多摩川で5年に1度開かれていた「狛江・多摩川花火大会」。今回は市民からの要望を受け、2年早めて開くことが決まった。年々、花火大会の経費が増加していることから、同市観光協会は、開催費用の半額程度を市からの補助金で賄い、ほかに協賛金や有料席の販売のほか、今回新たに実施するクラウドファンディングなどで約1,600万円の収入を目標とする。

 初の試みとなるクラウドファンディングでは、同市と川崎市を結ぶ200メートルの「ナイアガラ花火」に必要な200万円を目指す。1メートルに必要な経費は1万円。寄付を受け付けると、サイト上でナイアガラ花火ができていく様子も掲載していく。返礼品は、有料席やメッセージ花火オリジナルTシャツなど、金額に応じて用意する。

 そのほか、協賛金は1口1万円以上で、プログラムやホームページへの協賛者名掲載、花火打ち上げ時に社名などのアナウンス、招待席の贈呈などを特典に、6月29日まで受け付ける。今月28日からは職員デザインの「協賛タオル」(1,000円)の販売を始め、目標金額達成まで、さまざまな仕掛けを用意していくという。

 同市観光協会事務局の細川浩光さんは「狛江市は東京で1番、全国で2番目に小さい市だが、小さい市だからできることがある。小さいからこそ、狛江の花火大会は打ち上げ場所から110メートルほどの間近で見ることができ、大迫力の花火を楽しむことができる」と話す。「『みんなの力で夜空に花火を』を合言葉に、皆さまのご協力をいただきながら、前回好評を博した全長200メートルに及ぶナイアガラ花火も実現したい。クラウドファンディングサイトでは時間・場所を選ばず申し込みができるので、皆さまの力をお貸しいただければ」とも。

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