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調布・深大寺通りに喫茶店 風景に溶け込む古民家風に、テラス席も

火灯窓や虫籠窓を付けた古民家風の外観「可邊留庵」

火灯窓や虫籠窓を付けた古民家風の外観「可邊留庵」

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 調布の深大寺通りに5月3日、喫茶店「可邊留庵(かえるあん)」(調布市深大寺元町3)がオープンした。

北海道の老舗コーヒー店「美鈴」のコーヒー豆を使う「珈琲」、オリジナル「カエルキャンディー」、「草もち」

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 同店は、深大寺参道の甘味店「深大寺まいり あめや」(深大寺元町5)の姉妹店。店名の『可邊留庵(かえるあん)』は、深大寺の前住職・谷玄昭さんから贈られた造語で、「人生の岐路に立った時、前を見て留まって考える」という意味を持ち、通学路でもある通りに面していることから「無事に帰る」という意味も込めている。

 深大寺通りの風景に溶け込むよう、火灯窓や虫籠窓を付けた古民家風に仕上げた同店。席数は約10席を用意し、ペットスペースとして利用できるテラス席も用意。メニューは、北海道の老舗コーヒー店「美鈴」のコーヒー豆を使う「珈琲」や「カフェラテ」、「アイスティー」(以上400円)、甘酒(300円)、「深大寺ビール」(550円)のほか、神戸ドーナツ(150円)、「笹おこわ」(250円)、「五目ちまき」(400円)などを用意するほか、「かき氷」や「ひやし甘酒」など季節メニューも用意する。

 同店の店主は「高齢化などが進む中、ゆっくりとくつろげる空間でコミュニケーションできる環境が必要。近隣の人たちが気軽に立ち寄りながら、店を手伝ってくれている。店名のように、ちょっと立ち止まって、ゆっくりと前を向いていけるような店にしていければ」と話す。

 営業時間は11時~17時。不定休。

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