調布・縁結びの寺「深大寺」舞台にした恋愛小説、14回目の公募始まる

2017年11月末に開催された第13回公募の授賞式。深大寺本堂で入賞者記念撮影

2017年11月末に開催された第13回公募の授賞式。深大寺本堂で入賞者記念撮影

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 調布・深大寺(調布市深大寺元町5)を舞台にした短編恋愛小説「深大寺恋物語」の公募が2月5日から、開始された。

毎号色鮮やかな入賞作品集。第12集までが発売されている

 縁結びの由来を持つ「深大寺」と門前にある多くのそば店や茶屋、「東京都立神代植物公園」をはじめとする周辺の「豊かな自然や花と緑」などを盛り込み4000字以内で仕上げるオリジナルのラブストーリーを公募する同事業。

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 2004年に開始し今回が14回目となった。審査員に直木賞作家の村松友視さん、井上荒野さん、文芸評論家の清原康正さんを迎え、毎年11月に開催する「深大寺そばまつり」に合わせ、深大寺境内で授賞式を行っている。最優秀賞(賞金10万円)1編、審査員特別賞(賞金5万円)2編のほか、調布市長賞、深大寺そば組合賞、深大寺特別賞。

 全国から寄せられる応募作品は、昨年は411編に上り過去2番目に多い応募数となった。最優秀賞は24歳の学生・梶山志緒里さんが神代植物公園を舞台に描いた「エルドラド」が受賞。審査員特別賞を史上最年少15歳学生の作品が授賞するなど、若い才能の健闘が目立った回となった。

 受賞作品は冊子「深大寺短編恋愛小説 深大寺恋物語 第13集」(600円)に収録され、4月ごろから深大寺境内の授与所や真光書店、オンラインショップなどで販売する。選外作品の一部も公式ホームページに順次掲載していくという。

 実行委員長の吉井秀治さんは「一人でも多くの方にお寺や水、緑、そばなど魅力あふれるこの深大寺エリアに足を運んでいただくのがこの活動の目標。調布は映画のまちでもあるので、作品の映像化にも取り組んでいきたい」と話す。

 応募締め切りは7月31日13時。