調布市つつじヶ丘駅近くに7月4日、横浜家系ラーメン専門店「ばち魂」(調布市西つつじヶ丘3)がオープンした。
横浜家系ラーメン店と和食レストランで調理の経験を積んだ店主の仲口譲さんは、2012年に中野でラーメン専門店を開業し、「ばちっと魂を込めて提供する」という意味を店名に込め、6年間営業を続けてきた。開業当初から生まれ育った調布近辺で店を開きたいという思いが強く、機会が巡ってきたことから移転を決意し、同店をオープンした。
豚骨じょうゆベースのスープに太い平打ちストレート麺が主流の「家系ラーメン」に、独自のアレンジを加え、塩分を抑えてまろやかに仕上げたというスープと丸麺で提供。家系ラーメンの特徴の一つであるほうれん草のトッピングは、麺より多い量を提供する。開業前に住んでいた地域が油そばの発祥と言われ、よく食べていたことから、油そばもメニューに加え、仲口さんおすすめの食べ方を「ばち魂流油そば作法」として掲示している。
店舗面積は約5坪で、カウンター8席を用意。メニューは、「ラーメン」(並盛=650円)、「つけ麺」(並盛=750円)、「油そば」(並盛=650円)、トッピングの「ほうれん草」「キャベツ」「味玉」(100円)、「チャーシュー」(200円)などのほか、サイドメニューとして「バラ肉めし」(300円)を用意する。ラーメンを注文するとライスと麺増量は終日無料。スープの濃さ、脂の量、麺の硬さは客の好みに応じて提供する。
仲口さんは「中野の常連客がいまだに来てくれてうれしい。地域の方々にも日常使いの店になれば」と話す。
営業時間は、月曜・第2第4日曜=11時~14時30分、火曜~土曜・第1第3第5日曜=11時~14時30分、18時~翌1時。