北関東の紅葉が足早に駆け抜け、高尾山の紅葉が見頃を迎える中、調布市内の公園や野川沿い、甲州街道の並木など、市内各所の紅葉が間もなく見頃を迎える。
紅葉は、9月~11月の気温が低いと早まり、高いと遅くなるといわれる。11月に入り暖かい日が続き、気温が下がらなかった今年、関東平野部の紅葉はこれからが本番。調布市でも、甲州街道沿いや公園内の一部見頃を迎えた木々を除き、例年より色づきが遅れていたが、次第に黄色に輝くイチョウや赤く染まったモミジが楽しめつつある。
紅葉シーズンになると、深大寺や野川沿い、野川公園(調布市野水)、武蔵野の森公園(西町)など市内の名所では、一眼レフやスマートフォンを手に撮影する人、散策を楽しむ人、ピクニックをする家族連れなど、さまざまに秋を楽しむ市民の姿が多く見られる。
都立公園の担当者は「園内の一部の木々は色づいたが、全体ではまだ5割程度。今月下旬から12月中にかけて、本格的な見頃になりそう」と予測する。